Fête du travail / メーデーの起源
【Fête du travail / メーデーの起源】
今日は Fête du travail (フェット・デュ・トラヴァイユ:労働者の祭典)。
フランスを含め、世界中でこの5月1日が労働者の祝日にあたるため、年中無休のお店や美術館でもこの日は例外的に休日にするところが少なくありません。
Fête du travail はどんな日なのでしょうか。以前ご紹介した「1jour 1actu」に説明のビデオを見つけました (ビデオはこちらからご覧ください) 。
内容をご紹介しますね。
---「1886年5月1日、アメリカで労働者たちが「1日の労働時間を8時間に」ということを求めてストライキを起こしました。当時1日12時間働くことは珍しくなく、それ以上長く働くこともしばしば。そのストライキがシカゴで暴力行為に発展し、労働者と警察官に複数の死者が出ました。 では、メーデーとは何のための日なのでしょう。その後数年5月1日は労働者の祭りとしてではなく、むしろ1886年に亡くなった人たちへの追悼と労働組合による労働者の権利を守るための抗議の日でした。そして1890年、メーデーは世界的な日になりました。毎年のこの日、労働者たちはストライキを起こし、デモ行進を行うようになったのです。要求は常に「1日8時間労働」、1919年にようやく採択されました。そして1941年、メーデーは公式に労働者の祭典となり、祝日になったのです。その後1947年、フランスでは5月1日は法的に有給の祝日となりました。 現在フランスの1日の平均労働時間は7時間ですが、労働者は今でもメーデーの日にデモ行進を行っています。なぜでしょう。より高い給料、より良い権利、失業を減らす、そして政府に労働者の強さを示すためです。 そして、5月1日は家族と過ごすための休日でもあり、送った人に幸運をもたらすと言われるすずらんの日でもあるのです。」---
そう、5月1日はすずらんを送り合う日でもあるのです。それについては去年のブログにご紹介しましたので、こちらをご覧ください。
ではみなさん、"Joyeuse fête du travail !: 労働者の祭典おめでとう!" À bientôt !