パリでインターン

Bonjour à tous!

12月からAlternance という制度を利用してパリのIT系企業でインターンをしています。

今回は1か月働いてみて感じた仕事上でのカルチャーショックを紹介します。

驚きその①: 出勤・退勤管理がない

私のインターン先の会社の勤務時間は9:30−18:30です。しかし、9:30になってもオフィスに誰もいないなんてことがよくあります。私の先輩はいつも10:00少し前に出社します。

私が日本で新卒で入った会社はアプリケーションで出勤・退勤管理をしていて、打刻が1分でも遅れたら理由を入力しなければいけませんでした。

インターン中のとある金曜日、今日やらないといけないタスクが完了しました。先輩から次の指示がくるのかと思ったら、「もう退勤していいよ。」と言われました。時計を見るとまだ業務終了時刻まで30分も余っています。「でも、本来は18:30までですよね?」と質問すると、「そうだけど18:30ぴったりまでいる必要ないんだよ。今日は金曜日だし、やることが終わったら帰っていいよ。」と言われました。

日本だと今日やるタスクが終わっても業務時間前に帰るということは考えられません。

驚きその②: 会社の飲み会は木曜日

同僚に「どうして飲み会は金曜日ではなくて木曜日なの?」と質問したところ、「もし金曜日に飲み会があって飲み過ぎたら土日に響くでしょう?土日は休日だから仕事(=会社の飲み会)の影響を受けないためだよ。」と教えてくれました。日本だと木曜日に飲み会があると次の日にきちんと仕事ができなくなるという理由から、ほとんどの会社では金曜日に飲み会が設定されていると思います。日本とは真逆の発想で驚きました。

みなさんは会社での飲み会があるとしたら何曜日が良いですか? 日本で働いていた頃の私なら、迷わず金曜日と答えると思います。

驚きその③: 敬語がない

初日に「tutoyer (チュトワイエ:タメ口) で良いよ」と言われました。会社はみんなタメ口です。社長に対しても敬語は使いません。最初、敬語を使わないのには違和感があり、失礼だと思っていました。しかし、tutoyerで話すに連れて、仲間意識みたいなものが感じられるようになりました。友人からすると、「同じ会社 (=チーム) で働いているのにvousvoyer (ヴヴォワイエ : 敬語) だと冷たく感じ、距離を感じる。」とのことです。

国が違えばこんなに働き方、考え方が違うのかと日々驚きがいっぱいです。

みなさんは日本とフランスどちらの働き方が良いですか?

いかがでしたでしょうか?

それでは次回のブログもお楽しみ〜!

À bientôt